Enterprise Identity Working Group について
一般社団法人OpenIDファウンデーション・ジャパンのワーキンググループである Enterprise Identity Working Group (以下EIWG) は、エンタープライズIT市場において、OpenID Connect や SCIM などの仕様をベースとした、IDフェデレーションやIDプロビジョニングの普及を推進し、その過程を通して新たなビジネスの創造・展開を図ることを目的として2012年に発足し、活動を行なっています。
EIWGの活動内容
OpenID Connect, SCIM のエンタープライズでの利用方法に関する議論を行ない、利用ガイドラインとしてまとめ、公開しました。
フェーズ1で作成した利用ガイドをもとに、以下の2つ視点で議論を深めました。
- エンタープライズITとクラウドサービスが連携することで、Win-Win となれる連携モデルの検討
- エンタープライズITとクラウドサービスの連携を進めるためのサンプル実装の作成、技術課題の検討
その結果を利用ガイドラインと実装ガイドラインの2冊に編さんし、公開しました。
クラウド連携にとどまらず、エンタープライズITでのID連携ユースケースを整理し、それぞれのユースケースにおける OpenID Connect, SCIM の適用の考え方、課題、プラクティスの整理を進めています。
検討結果について、当ページで順次公開します。
コラム
- 2018-08-13 エンタープライズITのためのID管理を概観する