EIWG フェーズ3 活動
一般社団法人OpenIDファウンデーション・ジャパンのワーキンググループである Enterprise Identity Working Group (以下EIWG) は、エンタープライズIT市場において、OpenID Connect や SCIM などの仕様をベースとした、IDフェデレーションやIDプロビジョニングの普及を推進し、その過程を通して新たなビジネスの創造・展開を図ることを目的として2012年に発足いたしました。
EIWGのフェーズ3の活動では、海外のSaaSやIDaaSを中心に OpenID Connect、SCIM によるID連携の実装、機能提供が急速に広がる動きの下、企業でもクラウドサービスの活用、相互接続のために OpenID Connect, SCIM によるID連携、ID管理に対応が求められるようになっていることから、
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各企業の状況に合わせたID管理、ID連携適用ユースケース
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適用したID管理、ID連携の定着を図るための考え方
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OpenID Connect, SCIM の技術仕様ではなく、障壁の低い実装方法
などの情報が必要とされていると考え、3つの検討チームに分かれて議論を行なってきました。
このページでは各チームの活動成果を公開しています。
【チーム1】エンタープライズID管理診断チャートの検討
自社のID管理状況の把握するための診断チャートを検討し、それぞれの状況に応じた今後の改善策についての提言をまとめました。
【チーム2】エンタープライズID管理における成熟度モデルの検討
ID管理、ID連携の自社内での定着状況を測定する手法として、成熟度モデルを用いる方法の検討を行ないました。
【チーム3】ユースケース別サービス・ソフトウェアの設定・実装例の作成
オンプレミスへのID連携基盤の実装、IDaaSを利用したID連携基盤の実装について、具体的なソフトウェアやサービスを使い、その設定例や実装例についてまとめました。
フェーズ3 活動メンバー (50音順)
- 有野 多恵 (株式会社ネオシステム)
- 石黒 貴之 (NTTコミュニケーションズ株式会社)
- 上田 尊教 (エクスジェン・ネットワークス株式会社)
- 氏縄 武尊 (株式会社オージス総研)
- 江川 淳一 (エクスジェン・ネットワークス株式会社)
- 小田切 耕司 (オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社)
- 菊池 佑 (株式会社オプティム)
- 久米田 博 (NTTテクノクロス株式会社)
- 小松 隆行 (ソフトバンク株式会社)
- 島岡 政基 (株式会社セコム)
- 坂本 一仁 (株式会社セコム)
- 作田 宗臣 (NTTテクノクロス株式会社)
- 武田 保真 (オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社)
- 多胡 久 (東洋ビジネスエンジニアリング株式会社)
- 土持 賢二 (株式会社ネオシステム)
- 鄭 立儀 (ソフトバンク株式会社)
- 東山 琢也 (エクスジェン・ネットワークス株式会社)
- 福家 大輔 (株式会社レピダム)
- 富士榮 尚寛 (伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)
- 藤田 和成 (伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)
- 真武 信和 (一般社団法人OpenIDファウンデーション・ジャパン)
- 八幡 孝 (株式会社オージス総研)